痔の日帰り手術の流れ | 女性が受診しやすい肛門科＜監修：医療法人下谷内科＞

手術の流れ

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診察にて患部の状態を確認して、手術が適応かどうか診断します。

適応の場合、患者さまに内容を詳しくご説明して、手術を受けられるかどうかご判断いただきます。

手術を受けると決められた方には、診察時の医師からのご説明に加えて、スタッフがパンフレットをお渡ししますので、それを一緒にご覧いただきながら再度詳しく内容をご説明します。

ジオン注は予約制となりますので、ご説明後、手術の日時をご予約いただきます。

感染症や止血機能などを確認するために血液検査を行います。

ご予約いただいた日時に当院へご来院ください。

手術当日の食事は普通に食べていただいてかまいません。
また、無理に排便していただく必要もありません。

「硫酸アルミニウムカリウム」「タンニン酸」主成分とする硬化剤を、患部に4段階に分けて注射します。

痛覚のないところに注射しますので、痛みはなく、麻酔の必要もありません。

注射の時間は10～15分程度で、この間、ずっとスタッフがついてお話しさせていただきます。
緊張すると痛みを感じやすくなるので、スタッフとお喋りしながらリラックスして手術を受けていただければと思います。

術後の診察

手術の翌日ないしは翌々日にご来院いただき、何も問題が起きていないか確認します。

その後は2～3週間おきに診察を行い、通常、2ヶ月程度で完治となります。

ジオン（ALTA）注の特徴として、「術後、日常生活上の制約がほとんどない」ことが挙げられます。
ただし、次のことには注意して良好な術後の経過をたどるようにしましょう。