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下谷内科のコンセプト
患者さまとの一期一会を大切に
大阪府高槻市にある下谷内科のコンセプトは、「患者さまとの一期一会を大切に」というもの。
患者さまとの縁を大事にして、当院を選んでくれた患者さまに感謝の心を持って、できる限りのことをして差し上げたいと思っています。
近い距離で目を合わせて対話
そのためには、「患者さまとのコミュニケーション」がとても大事だと考えています。
当院では電子カルテを導入しておらず、あえて紙カルテにこだわっていますが、それはパソコンの方ではなく、「きちんと患者さまと向き合ってお話ししたい」という思いからです。
「医師がパソコンの方ばかり向いて、こっちを見てくれない」「話をする時に目も合わせてくれない」という不満をよく耳にします。
当院ではそうしたことがないように、患者さまと近い距離で、目を合わせて対話しながら診療するようにしています。
詳しく知るために仲良くなる
痔は生活習慣全般が深くかかわる病気ですので、患者さまとしっかりお話をして、その方の普段の生活の様子を知らなくてはいけません。
食事の嗜好、排便のタイミングなどはお聞きしないとわからないことで、特に排便習慣は「毎朝する」「毎晩する」という方もいれば、「1週間に1回」という方も中にはおられます。
しかも、時間をかけて信頼関係を築かないとなかなか話してもらえないことも多く、その方を詳しく知るためにまずは「患者さまと仲良くなる」ことを心がけています。
「女性の肛門科医」として寄り添って診察
当院の院長は関西では珍しい「女性の肛門科医」です。
また、自身も妊娠をきっかけにひどいいぼ痔になった経験がありますので、痔でお悩みの女性の心に寄り添いながら診療を行います。
男性医師に対してはなかなか相談できないことでも、同じ女性なら気軽に話しやすいですし、こちらもお悩みに共感しながらお聞きすることができます。
特にご高齢の方は男性医師に対して「もうしわけない」という気持ちを持つことが多く、なかなか肛門科を受診できずにいるようですが、当院ならそうした心配はありませんので、安心してご相談ください。
男性の患者さまも大勢いらっしゃっています
女性の肛門科医がいるということもあり、当院へは女性の患者さまがよくお越しになられていますが、男性の患者さまも大勢いらっしゃっています。
そうした方に「どうして当院を選ばれたのですか?」とお聞きすると、「女性医師なので優しそうだったから」というお答えが返ってくることが多いです。
そういう意味では、「女性の肛門科医」として診療することで、女性・男性にかかわらず、肛門科の敷居の高さ、そして患者さまの受診のハードルが下げられているのではないかと思っています。
漢方薬を積極的に活用
当院では西洋薬による治療だけでなく、漢方薬による漢方治療も積極的に活用しています。
漢方薬は西洋薬と考え方が反対のところがあり、例えば風邪の場合、西洋薬では熱を下げることを目的としますが、漢方薬の考え方は「熱を出させ、汗をかかせて治す」というものです。
また下痢の場合、西洋薬では下痢を止めることを目的としますが、漢方薬の考え方は「悪いものを出させて治す」というものです。
このように西洋薬と漢方薬の考え方は反対ですが、上手く使い分けることで治癒を促進したり、短期間で症状を改善したりできる場合があります。
患者さまのご希望を重視
患者さまによっては「西洋薬よりも漢方薬の方が好き」「漢方薬の方が安心」という方もおられますので、どちらがご希望かをおうかがいして適切に処方するようにしています。
こうした考えはお薬の種類を選ぶ時だけでなく、手術などの治療方法を決める時にも大切にしています。
こちらが一方的に治療方法を決めて、「ああしなさい」「こうしなさい」と言うことはありません。
複数の選択肢をご提示して、そのうえで「どうされますか?」とおうかがいするなど、患者さまのご希望を重視するようにしています。